こんにちは。1年の坂井です。本日Day6は天候不良のためノーコンテストとなりました。
OBの方からたくさんの差し入れをいただきました!! 慶応の越前さんからカップ焼きそばをいただきました! 平川先輩のご両親から鰹をいただきました! 翌日に向けて英気を養うためにコストコ飯をいただきました! 皆さんからの多くの差し入れを糧に明日、早慶戦最終日も逆転目指して頑張ります!応援のほど、よろしくお願いいたします!!
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by wuac1930
| 2024-02-23 18:34
こんにちは! 3年の平本です! 稲葉は、昨日のO/L地点へ機体を回収した後、機体の組みと整備を行いました! 稲葉先輩の方が現地のコーチより組みバラシに慣れていました! 普段の訓練のおかげです^_^ 大森、小島、森はローカルの慣熟フライトを2時間程行いました! 平本はLS移行を行い、3人と同じく2時間程フライトを行いました! (平本とLS) 失速科目やサーマリングを通して、慣熟を十分に行うことができました。 特にLS4aはASK23やPW5と違って、失速の格好や失速速度がぜんぜん違って、とても面白かったです! (当日の平本のログ) 最後まで安全に楽しく活動し、Tocumwalで得た経験を日本に持って帰ります!
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by wuac1930
| 2024-02-23 12:58
こんにちは、4年の稲葉です! オーストラリア遠征Day6の報告をします! 新年初(1/1)のフライトでは、4年大森・稲葉、3年森・小島が300kmトライ、3年平本は120kmトライを行いました。全員がこれまで培った知識と経験をフルに活用するフライトに挑戦しました。多くのことを学び、多くの人にこの経験をわかりやすく伝えようとすると、結構長くなってしまいましたが興味のある方はぜひ読んでみてください!質問も受け付けます! 元旦のこの日は、以前から条件がいいことがわかっていました。しかし現地のインストラクターLumpyやPeterの心配事は 「300kmタスクを条件が萎む前にコンプリートできるか」 でした。 先日の50kmタスクでは時速83km/hを記録し、同じ速度で300kmタスクを行えば4時間弱で帰ってこられるため、時間に余裕があると考えていました。しかし、距離が伸びるほど時速は出しにくく、インストラクターたちは私たちの時速を50km/hほどと想定していました。よって少なくとも日没の6時間前には出発しなければいけないと言われました。 さらに、300kmのフライトとなるとどこを旋回点とするかが重要になってきます。例えば150km離れた地点を往復すれば300kmタスクは達成となるのですが、もしアウトランディングをしたとなると滑空場に戻ってくるために相当な時間が必要となってしまいます。また、帰り道の雲の状況からこのままタスクを進めるか、それとも条件が悪くなりそうだから滑空場に帰るのか、などの予想が滑空場から離れすぎると立てにくくなってしまいます。 これらのことを考慮しながらタスクと出発時間、それぞれの旋回点でのタイムリミットなどを設定し、実際に私が行ったフライトは以下のようになりました。 Tocumwal(出発地点)→Caldwell(Tocumwalから100km)→Willurah(Tocumwalから100km)→Tocumwal(ゴール地点) 各辺が100kmの正三角形で、飛行距離計300kmのタスクとなりました。それぞれの地点間を2時間以内で通過し、10:30に出発して、17:00には滑空場に着くようにと言われました。このように滑空場より西側を通るタスクになったのは、事前のウェザーブリーフィングで東側よりも西側が条件がいいとわかっていたためでした。 そして、私のフライトは以下のようになりました。 上の地図が私の辿った経路、下の横長のグラフが縦軸が高度・横軸が時間のグラフです。グラフ上にある紫の縦線は地図上のそれぞれの角を通った印となっており、飛び始めたのがおおよそ2:00,私が最西端に行ったのが4:00,北西が6:00,北東が6:20,着陸が7:30ごろとなっています。この地図から私が出発地のTocumwal滑空場に到着出来なかったことがわかると思います。 これから私のフライトについて詳しく書きます。 まず、私は同行した部員の中で一番最後に出発し、私が飛び始めた時には周りには誰もいないという状況でした。さらに滑空場上空には雲がなく、予報通り西側に良い積雲が見えていました。そのため、青空の中高度を獲得し、西側へと飛んでいく必要がありました。しかし、私はうまくサーマルをつかめず、出発して約1時間後にようやく西側へ飛び始めました。これがグラフ上の左から三つ目の縦線となります。 次に、私の航路が地図上で大きく南に逸れていることがわかると思います。これはオーストラリアで私が一番多くのことを教わった現地のLegend instructerのEdyがDay2に教えてくれた 「クロスカントリーは川を渡るように行え」 ということを守った結果です。この言葉の意味は、川にある岩を辿って渡れば早く渡れるように、クロスカントリーも雲を辿って行う方が遠回りのように見えても結果的には早くゴールできるということです。このフライト中も雲を辿って高い高度を保ちながら最初の旋回点であるCaldwellに4:00(フライト開始から2時間後)に到着しました。 その次の旋回点Willurahにたどり着くのがオーストラリアのフライトの中で最も大変でした。 グラフ上で高度が500m以下になっていることがわかると思います。これは一つ目の旋回点を通過するのがインストラクター達から伝えられた時間制限ギリギリになったことと、既に他の部員達が遥か遠くに到達していたことによる焦りの結果だと感じています。 結果的にこのタイミングで最低高度が地上から100mほどとなってしまい、Day4に行ったIanとのアウトランディングトレーニングに倣って、自分が降りられる場所を把握しながら最後のサーマルを探していました。 ただし、その後(5:30時点)に約1700mほどまで上昇しているのがわかると思います。この時は「もうだめだ、絶対にアウトランディングしてしまう」、「この距離(滑空場から約100km)で降りてしまうと迎えに来る人たちに迷惑をかけてしまう」というマイナスの感情に支配されていましたが、ちょうど自分が降りられる場所に向かっている最中に自分のすぐそばを飛んでいる鳥を見つけ、その鳥に近づくと強いサーマルがあり、そのまま高度を獲得しました。 この経験もLegend Edyの 「グライダーの中よりも外を注視して飛ぶ」 という教えによるものだと感じています。普段、グライダーに乗って飛んでいるとどうしても目の前の計器(速度計や高度計など)に目がいってしまいます。しかし、自分がサーマルを見つけるきっかけとなるもの、例えば雲や鳥、他のグライダーなどは自分が乗るグライダーの外にあり、ヒントはそこに隠されていると学びました。 こうして二つ目の旋回点Willurah付近に到着した後、 既に制限時間は過ぎており、Tocumwalへの空を見ても積雲がほとんどなく、アウトランディングは覚悟しつつも、できるだけ滑空場の近くへ向かい、300kmの距離フライトを達成することを目指しました。 結果的に私はTocumwalから約30km地点の農地にアウトランディングしました。下の写真はその様子です。 着陸に選んだ農地も良く、機体と私にも異常無く良い判断だったと伝えられました。また、距離飛行は300kmを達成しましたがタスクをコンプリートしていないことから金賞は獲得できませんでした、、 その後はIanに迎えに来てもらい、グライダーはトレーラーにしまって滑空場へ車で戻りました。 この際、私はサポートしてくれたIan達に申し訳なく思い、謝罪を伝えると、 「Repeat what Edy said」 「Edy said ”If you’re scared of outlanding, you shouldn't go crosscountry“」(アウトランディングが怖いならクロスカントリーへ行くべきではない) と言われました。 早稲田のコーチやオーストラリアのインストラクター達などのクロスカントリーに精通している人たちにとってアウトランディングは悲観的なものではなく、誰しもに起こりうることで、いかに安全に着陸するかが重要とわかりました。 以上が私のオーストラリアで経験した中で、最も苦労し、最も多くのことを学べたフライトです。このフライトができただけでもオーストラリアに行った意味があると感じています。 また、元旦からアウトランディングした日本人は僕だけじゃないかなとも思っています。そんな私のフライトはこのリンクから飛べます! https://www.weglide.org/flight/356540 またこの日は4年大森・稲葉、3年森・小島が300kmタスクをコンプリートし、3年平本は120kmタスクをコンプリートしました!全員が日本ではできない良い経験が出来たと感じています!ちなみにアウトランディングした後みんなで泊まったコテージに戻ると、他の部員が相当心配してくれていたことがわかりました。心配かけてごめんね! もしグライダーパイロットで新しい経験や知見を得たい人はぜひオーストラリアへ! 4年 稲葉 #
by wuac1930
| 2024-02-23 11:39
こんにちは。航空部3年の森です。オーストラリアDAY5の報告をします。
この日は小島と森がIanによるアウトランディングエクササイズ、平本はPeterとXCトレーニング、そして大森、稲葉、小島、森が50kmトライを行いました。周囲を見ながらどこに降りられそうか目星をつけ、機内でIanと話し合うというものでした。日本と違い、オーストラリアは見渡す限りが平地でアウトランディングできそうな場所がたくさんありました。オーストラリアでXCが盛んにおこなわれている理由が分かりました。 実際に畑におりたかったのですが、残念ながらそういうわけにもいかず、使われてなさそうなランウェイに着陸をしました。着陸したことがないランウェイで場周から着陸までかなり緊張していました。実際にアウトランディングをするとなると、必ずランウェイに降りるわけではないので、さらに緊張すると思いました。 そんなわけでアウトランディングエクササイズも終わり、直線50kmトライの許可が下りたので、挑戦することになりました。この日トライに出た、大森、稲葉、小島は誰が一番早く帰ってこれるかをずっと話していました。私はスランプ気味で日本でも7月下旬の合宿から単座での周回が全くできておらず、誰が一番に帰ってくるかよりもちゃんと帰ってこれるかの方が不安で仕方がなく、安全に行こうと心に決めていました。 その日のタスクはTocumwal-Crowaで直線70km、合計で140kmでした。出発したタイミングではブルーコンディションでしたが、徐々にクラウドコンディションとなっていきました。先日受けたXCにて、上昇率がいいところで上がり、それ以外は回らないということを教わりましたが、アウトランディングをあまりしたくなかったのでそれができず、多少上昇率が悪いところでもソアリングをしてしまい、結果としてスピードがあまり出ませんでした。 初めての単独でのXCで下がっていく高度計にひやひやしながら、上がれるところで上がるというサイクルの繰り返しでした。オーストラリアは平坦で飛んでいても景色はほぼ変わりませんが、他の滑空場から飛んできたグライダーと出会ってガグルを組んだり、湖を見たりとフライトを楽しむことができたので、不安を抱えながらもリラックスして飛ぶことができました。 そんなこんなでこの日にトライした4人は全員直線50kmを達成しました。 順位は稲葉(83km/h)、小島(78km/h)、大森(64km/h)、森(61km/h)でした。WeGlideのリンクを貼っておきますので4人がどんなフライトをしていたのか気になる方は見てみてください。 https://www.weglide.org/flight/356229,356228,356278,356240 平本に関しては現地のインストラクターのPeterと共にDuoDiscusでXCエクササイズをやっていました。200kmのタスクを行っていましたが、残念ながら第一旋回点のCrowaから北に行く際にブルーコンディションであったため、大回りをしながらTocumwalに帰投することとなりました。タスクを完了できなかったものの彼の中で得る者ものはあったみたいで次の日にはTocumwal soaring centreのグライダーパイロットが仰天するような偉業を成し遂げます。このことはDAY6の報告にて。。。 初めての単独でのXCでしたが、ストリートの選び方や他機の見方など様々なことを学びことができてよかったです。 明日のブログに続きます!
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by wuac1930
| 2024-02-23 09:08
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